不動産管理業の仕事

街を歩けば不動産屋を必ず見ると思います。
でも不動産屋って空き部屋を案内するだけではないとこもあるんですよ。
不動産の管理業を兼ねているところもあるんです。
さて不動産の管理業とは何でしょうか?
マンションやアパートを大家さんは持っています。
その大家さんに代わりマンションやアパートを管理するのが不動産屋の管理部門なのです。
名前だけ見ると大きな会社が管理しているみたいですが小さな不動産屋が空き部屋紹介と平行して営業しているケースも多いです。
不動産管理の仕事は先ずは先輩と同行して道を覚えることから始まりました。
かなり広範囲に管理物件があったので一通り回ったら結構な走行距離になりました。
入社する前はほとんどペーパードライバーだった自分ですが一人で管理物件を回るようになった頃には運転技術も進歩していて上手いと同僚から言われたこともありました。
何事も時間を費やせばそれなりの成果がでるものですね。
でも走行距離を稼ぐのが不動産管理の仕事ではありません。
不動産管理の主な仕事は家賃滞納者の督促と設備不良の時の業者手配・そして入退去管理の立ち合いがあります。
事務所で待機している時でも結構な数の電話があるのです。
一番多いのは他の不動産屋から管理物件の資料を送って欲しいという電話です。
それから多いのは家賃滞納者の電話かもしれません。
一月ぐらいの滞納者なんて可愛いものです。
半月ぐらいの滞納者もいるのです。
そんな滞納者に不動産管理の従業員は手をこまねいているだけではありません。
当然電話をかけて督促しています。
でも相手も強者で簡単には電話に出ません。
電話の近くにいても居留守を使っていることが多かったようです。
今のように携帯が普及している時代ではなかったので固定電話に電話するしか方法がなかったのでした。
電話しても出てくれない場合は仕方がありません。
部屋を訪問して家賃を払ってもらうように督促します。
それでも居留守を使う人がいるのです。
そんな場合は仕方がないので部屋のドアーに家賃を払ってもらうように貼り紙を張りました。
でもいつの間にか剥がされているので不在というのは嘘だと分りました。
どうしようもない困窮な生活で家賃を払えないのであれば分りますが、車を所有している家賃滞納者もいました。
その人は1年近く家賃を滞納していて大家さんが弁護士に頼んで立ち退きしてもらおうと画策するようになりました。
家賃を遊び代に使っている者は論外だけど生活苦や過ちを犯して刑務所に行き家賃が払えない人もいました。
そんな時は保証人に連絡することになるのですが事情が事情だけに督促する方も辛いものがありました。
不動産管理をしていると色々な生活レベルを見ることが多いです。
さてそんな不動産管理ですが向いている人を考えました。
基本的にクレーム産業なんでクレーマーに対して管理会社の損益を損なうことなく冷静に対応すること
担当者になれば休みの日でも会社から電話がかかってくることが多いので休みの日でも電話があることを覚悟出来る人
家主は癖のある人が多いので家主の性格を見抜いて辛抱強く対応出来る人
以上の三つが不動産管理業界で生き残る条件だと思います。
後は物件によって狭い道を車で通ることがあるので、ある程度は運転に慣れていることも大切だと思います。
大変な仕事だけど絶対に必要な仕事で機械では代替出来ません。
この仕事が好きならば一生会社に残れる可能性もあると思います。
歳を取っても出来る仕事だと思います。

カテゴリー: 不動産 パーマリンク