引っ越し屋の仕事

イジメが原因で高校を中退した自分は暫くは対人恐怖症になり引きこもりの生活をするようになりました。
そんな自分を見て母親も気が少しおかしくなったこともありました。
でも自分は人と会うのが不安で不安で仕方がなかったのです。
人と上手くやっていく自信がなかったのです。
もしかして人からイジメられる恐怖心があったからかもしれません。
そんな自分を心配して兄と親が外に出るように勧めてくれました。
それが引っ越し屋の一日バイトだったのです。
引っ越しは大手ならいざ知らず小さな引っ越し業者は毎日仕事があるかどうか分りません。
それで人手が必要な時に一日だけのバイトを募集していたのです。
引っ越し作業は初めてだったしバイトも一度もしたことがない18歳の自分はバイト前日は不安で不安で仕方がありませんでした。
結局は寝不足で当日を迎えました。
一人で不安そうな自分を見て兄は一緒に引っ越屋の会社まで連れて行ってくれました。
すると現場の責任者らしい人が引っ越し作業を効率化する為に15人程度のバイトをグループ分けしていました。
やがて自分もグループ分けされましたが兄とは違うグループになってしまいました。
グループ分けはされたけど現場は同じでした。
大きなテーブルが多かったので一人では持てないのでグループ分けしたみたいでした。
でもバイト初体験の自分は動きが遅くて同じグループの人に迷惑をかけたみたいです。
そんな様子を見た兄は代わりに素早く荷物を持ってくれて動きの悪い自分をフォローしてくれました。
今でも思い出す兄との出来事です。

引っ越し作業は持つ荷物によって辛さがだいぶ違います。
最悪なのはエレベーターのない5階ぐらいの部屋の搬入・搬出作業です。
エレベータが使えないので階段を使うことになるのですが、狭い階段が多くて荷物の向きを変えないと先に進めないことがあるのです。
その時は一緒に持っている相手との呼吸が合わなければ荷物を傷つけてしまう恐れがあるので注意です。
荷物の中には高価なものや買い替えが出来ないものがあるので荷物の破損には注意が必要です。
でも当時は引っ越し会社の中には破損時の保険に加入していない業者も多かったのではないかと思います。
基本的に重たい荷物が多い引っ越し業者には力持ちが多い気がします。
腕を見るとかなり太いのです。
格闘家みたいな太い腕の人もいました。
それから今は法律が厳しくて無理だと思いますが汗をかく引っ越し作業なんで水分補給に昼休みにビールを呑んでいる人もいました。
そのまま運転していた人もいました。
基本的にバイトが多い業界みたいですが体育会系の業者もあると思います。
体力を使い時間内で終わらせなければいけない大変な仕事ですが仕事終わりには爽快感があるみたいです。
でも自分は筋肉痛でそれどころではありませんでした(笑)
さてそんな引っ越し業に向く人はどんな人でしょうか?
先ずは体力が必要です。
それから狭い道にトラックを停めることもあるので運転にある程度慣れている人の方がいいです。
それから頭よりも気合で仕事をすることが多いので体育会に慣れている人はいいかもしれません。

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