洋食レストランの仕事

自分は最近は和食派だけど以前は洋食派でした。
そんな自分は洋食レストランでアルバイトをしたことがあります。
そこは会社が多い大阪市内の街でした。
経営者兼店長と自分しかいないお店でしたが、昼時は忙しくててんやわんやしていました。
店長も忙しい時は寒い季節なのに汗をかいたような表情をしていました。
でもそれは汗ではなくて焦りの表情が汗に見えただけだと後になってから確信しました。
人を雇いたいけど人を雇う余裕がなかったみたいです。
そんな自分は短時間だけアルバイトで働いていました。
夜間の高校に通っていた頃なんで二十歳前後だったと思いますが、飲食店ではたぶん初めての仕事だったと思います。
飲食店といっても調理するわけではなくてウェイターと出前が主な仕事でした。
オフィス街だったので出前先でOLと会うことが多かったのです。
その中には自分がきたら何故か笑っているOL達がいました。
何故笑っていたのかいまでも理由は不明です。
でもOLに笑われて悪い気がしないのは男の性なんでしょうか?
それとも自分だけ?

この店の店長は作る料理は美味しくてファンが多かったようです。
よく食べにきてくれる人がいました。
特に自家製のドレッシングは作り方を見る人がいるほど人気があったみたいです。
ドレッシングって生野菜には欠かせないものですね。(^^)/
料理の腕はよい店長でしたが不愛想なのが玉に瑕でした。
そんな店長は自分を怒る時はストレートでした。
直ぐに感情が顔に出るタイプでした。
それは親しい人達も言っていました。
でも今考えたらきっと計算ずくで怒ったりワンクッションおいて怒ることが苦手だったんだと思います。
幾度か店長と衝突しましたが人が好いのは後になって分りました。
ある日のことです。
女性の三人組がきて話が弾んできてそれを聞いている店長も楽しそうでした。
帰る間際に色々なメニューを見て今にも食べたそうな表情をしていました。
その姿を見た店長も珍しく愛好を崩してしまったのです。
口下手な店長は三人組の女性たちに気の利いた言葉を発することが出来ずにひたすら愛好を崩すのみでした。
でもそんな店長の姿を見て自分はこの人は嘘がつけない人だと確信したのです。
何度か言い方が悪くて店長とは衝突しましたがこの件以来、店長への評価が変ったのです。
人の真の評価って何かのきっかけで決まることがあるもんです。
その件以来、以前ほどの衝突を繰り返すことはなくなりました。
しかしある日のことでした。
店長から言われました。
「売り上げが厳しいのでアルバイトを雇う余裕がなくなったので、悪いけど今月一杯で辞めて欲しい!」
アルバイト待遇でしたが生まれて初めての解雇通告でした。
最後の給料袋には1万円多く入っていました。
店長なりの自分への感謝だったんでしょう!
給料袋を見た自分は胸が熱くなってしまいました。
解雇されることは悲しいことだけど、店長の誠実さを感じた自分は黙って店を去ることにしました。
それからはソバ屋で働くことになったのですが、洋食レストランも急に人がいるようになって店長の知り合いの女性が自分が働いているソバ屋にきて再度洋食レストランに来てほしいと店長が言っていたと言ったのです。
でもソバ屋の仕事が慣れてきたのでその申し出は断りました。
人によっては店長の行動は勝手だと思う人がいるかもしれませんが、店長は自分を評価してくれていると思い悪い気はしませんでした。
さて洋食レストランのウェイターとして働くには何が必要だろうか?と考えてみました。
基本的に身なりがみすぼらしくなかったらいいと思います。
それからウェイターと話したいお客さんもいるので社交性があった方が得ではないかと思います。
他には昼時は凄く忙しいので自ら先の仕事を見つけて動ける人がいいと思います。
昼飯もついてくることが多いので時給以上の価値があると思いますね。

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